BotanicaL 展

2012.9.15(土)- 10.8(月)



石田 典子/国島 征二/笹谷 晃生/杉浦 誠/鈴木 亮介/田中 郁聡
中田 由絵/フジイフランソワ/山本 一弥/Veronika Dobers

ひとひらのライン、集合体のフォルム。エネルギーを蓄える種子、枝や茎、根の力強さ。恋する雄しべと雌しべ。虫を惹きよせ、鳥の住処となり、葉影にイキモノを憩わせる。散り、萎び、 枯れ、手折られ、食み、食まれ、新たな季節を迎え、ふたたび芽吹く。

薬にもなり時に毒ともなる。鑑賞され、用の美を与えられ、常に身近にある植物。自然の生み出した造形、その在り様への讃美をわたしたちは惜しむことはありません。多くの作家もまた、植物に対する憧憬の念を作品という形にし、残してきました。

夏の陽を存分に吸い込んで、結実のときを迎える。吹く風にきもちを澄ませる。こんなにも確かに移ろいゆく時。草原、夜露、虫の声。月明かりに洗われ、葉擦れの音さえ耳に届きそうなほど …。

この秋、L gallery は小さな植物園。平面や立体作品の植物たちに加え、今展では毎週末の数日間に限り、掌中の小宇宙とも言うべき豆盆栽も御覧いただけます。様々な草木や花たちと出逢いに、ぜひ足をお運びください。
R・E