荒野の果てに

four 次 展

2015.4.4 (土) - 4.26 (日)



伊藤慶二
国島征二
鯉江良二
田島征三

 それまでの価値観を打ち砕き、表現の裾野を大きく広げたアーティストたちがいる。 広漠とした大地をたった独りで耕し、種を植え続けている先人たちの存在が、後を続く者に、どれほど勇気を与えてきたことだろう。
 伊藤慶二、国島征二、鯉江良二、田島征三、国内外で精力的に発表を続け、70代の今もなお、制作を続ける4人の作家たち。彼らはそれぞれの表現を刃に、世界に立ち向かい発言してきた。そうして時代を生き抜いた作家たちは、一様に力強く、尚かつ、素晴らしくチャーミングだ。
 時代は思い描いたアルカディアからどんどん遠ざかり、表現が抑圧される時代へと逆行しているように見える。こんな時代だからこそ、私たちは彼らの声を聞き、再び、アートの力を信じたいとより強く願ってしまうのかもしれない。そして、四霊のごとき4人が揃うのだから、これが一種の瑞兆となり、世の中少しはマシになってくれないものかと、ふと思ったりするのである。
 「four 次展」に相応しく4月4日午後4時44分より、作家によるトークセッションも企画している。 この歴史的瞬間を、ぜひ見届けてほしい。

企画協力:宮崎喜一