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伊藤 慶二 展


2021.4.10 (土) - 2021.4.25 (日)
13:00 - 20:00 

作家在廊日
4/10 (土)





"かお"  h.200 x w180 x d26cm 2021




 

"木簡仏" h.113-175 x w40-60 x d36-42cm 2020


 空気に春の気配が混じりはじめた頃、新作で溢れんばかりのアトリエを訪れた。いつも感じるのだ。伊藤慶二は、常に新しいことに挑み続ける人だと。だがそれは、強引に突き進むでなく、端から鍵などかかっていなかったのだというように軽やかに扉を開き、そうして目の前に現れた未見の風景を、悠然と愉しみ進んでいく。
 この日も、何ともチャーミングなドローイングを目にして「これも慶二さんの作品ですか!?」と、思わず声に出してしまった。以前から一度やってみたかったという。額というと脇役、でしかないようで気に食わないと本人。額はこの時「物語」そのもの。あるいは描かれた童子は、さしずめ小さな花。一輪挿しの器と花のようだとも思われた。
 オブジェからは優雅さや愛らしさ、滑稽さなどさまざまなオーラが放たれている。土偶は既に完成されているものであり、その土偶からヒントを得てつくられたものではあるが、単なる模倣ではない。21世紀の今、現在の作り手により生み出された象(かたち)なのだという気概が、これを「土象」と名付けさせる。
 自身の彫刻をフロッタージュした作品。千体仏から着想された、わずか数センチの「仏」。新たな試みは続くし「いつか、本当に千体仏を作りたい」さらりと口にもする。ものづくりの挑みに果てはない。やわらかに切っ先を突きつけられ身震いをした。








上 /  "土象(どぞう)" h.110-190 x w75-115 x d55-67cm 2020 

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