L galleryのコロナウイルス感染症対策について

ご来廊の際はマスクの着用をお願いいたします。
ソーシャルディスタンスを保って、ご鑑賞ください。
手洗い、アルコール消毒にご協力ください。
こまめな換気を心がけております。
定期的にテーブル、ペン、ドアノブなどを消毒をしております。




“秀さんは絵描きだ”

伊藤 秀男 展


2022.4.23 (土) - 2022.5.15 (日)
13:00 - 20:00 

作家在廊日
4/23(土)、24(土)16:00〜、5/14(土)、15(日)


"名古屋港船溜まり" 2018 435×327mm


"相生山のベトナム村" 2020 455×330mm



上 / "剪定の日-1992-上海" 2022 222×275mm




 

 ここ数年、何処かへ出かけることが難しくなった。しかし秀さんは絵描きだ。絵描きだから、遠出のスケッチ旅行が無理であるのなら、と家の裏庭など極身近な場所に題材を求めた。自宅のトイレの窓から見える景色の中、狸に紅葉狩りをさせたり、雪見酒を嗜ませたりもする。散歩の途中、出くわしたノラ猫たちが暮らす川縁、花の咲く道端、そんな何気ないものたちが画面に現れた。
 また、コロナ禍で職を失った上に帰国することも叶わない幾人もの外国人たちが近所の寺に住み込み、そこはさながらベトナム村となった。これは絵に残しておかなければ、と秀さん。旅に出られない状況下、向こうからベトナムがやってきたのだ。
 記憶の中にも、よく出向くようになった。パリやベトナム、上海のまち…数年から10年、30年以上も前に旅をし目に焼き付いている風景、人々、文化、風俗を。同じようなモチーフを何回も描いてきたが、不思議と今こうして描き直してみるとバラバラだったパーツがようやくまとまりを見せてきたように思う、とも口にする。
 秀さんは絵描きだから、どうあっても絵を描く。半径ゼロメートルからでも易々と。

“花畑の猫” 部分 2021 182×143mm

↑TOP